分光放射測定と測光 - 全光スペクトル

Instrument Systemsは、分光放射測定と測光のあらゆる要件(たとえば太陽スペクトルの測定、ソーラシミュレーターからの測定、省エネ電球での測定)に対応するため、技術的に洗練された試験・測定システムを提供します。 これらの測定システムは、国家標準PTB(ドイツ)やNIST(米国)に基づく基準に沿って校正されています。

放射量は紫外域から赤外域までスペクトル全域の物理的放射特性を表しますが、測光量は人間の眼への影響も関係するので380~780 nmの可視域に制限されます。 分光放射測定は、放射量のスペクトル測定を指します。

各種光学量と用例の概要を下表に示します。

測定対象

試験・測定アクセサリ

放射単位

測光単位

省エネ電球

ISP積分球

放射力[W]

光束
[lm]

LED

LEDアダプタ

放射強度
[W/sr]

光度
[lm/sr = cd]

太陽

EOP外部光学プローブ

放射照度
[W/m²]

照度
[lm/m² = lux]

ディスプレイ

TOP望遠光学プローブ

放射輝度
[W/sr m²]

輝度
[cd/m²]

分光放射測定と測光で正確な結果を得るには、分光器に非常に厳しい条件が求められます。 Instrument Systemsの高品質の精密分光器は、とりわけそうした用途に合わせて設計されています。 放射量と測光量を正しく測定するためのアクセサリーも用意してています。 アクセサリーは革新的な光ファイバアダプタで分光器に接続します。 この機能により、アクセサリーを着脱する場合も絶対校正が保たれます。

低コストの前面照射型CCDラインセンサを備えた小型分光器は、ダイナミックレンジと安定性が正確な絶対校正には十分でないため、指定された要件を満たしません。

分光放射測定

精密分光放射測定には以下の分光器を推奨します。

  • CAS 140CT高速分光測光器は、フラッシュランプやソーラシミュレーターで測定する場合に最適です。 複数のモデルで200~2150 nmの波長範囲をカバーします。
  • SPECTRO 320高分解能型分光器は、シングルまたはダブルモノクロメータとして提供され、ハイダイナミックレンジと非常に低い迷光を必要とする用途(たとえばUV-B測定)に最適です。 この分光計によって、190~5000 nmという幅広い波長範囲を1回の走査で分析できます。

測光

測光測定は380~780 nm(拡張範囲では360~830 nm)の可視スペクトルに制限されます。 測光量と測色量は分光データから計算できますが、逆算はできません。 したがって、正確な測光結果を得るには、通常は従来のフォトメーターよりも分光器を使用します。 フォトメーターを使用するには、スペクトルの不一致を補正する必要があります。

測光測定には以下のInstrument Systemsの分光器を推奨します。

  • 研究開発・生産のあらゆる要件を満たす精密測定装置としてのCAS 140CT高速分光測光器
  • 研究機関の設定・品質管理向け低コスト・エントリモデルとしてのMAS 40 CCD小型アレイ分光器