専用ソフトウェア

Instrument Systemsは専用ソフトウェアプログラム一式を開発しました。 それぞれのソフトウェアを以下で説明します。

MultiCAS

MultiCASソフトウェアは、複数のCAS 140CT分光器の並列操作に対応しています。 CAS 140CTの各種モデルを組み合わせれば、幅広い波長領域をカバーできる構成となります。 MultiCASソフトウェアは複数のスペクトルを継ぎ合わせ、自動的に1つの大きなスペクトルにします。 ハードウェアトリガは装置を確実に同期し、スペクトルの同時取得を保証します。

代表的な用途はフラッシュランプの特性評価です。 キセノンフラッシュランプを使用するソーラシミュレータの特性は、220~1650nm (拡張InGaAs検出器の使用時は2150 nm)の波長領域で評価することができます。

MultiCASソフトウェアは以下の項目に対応しています。

  • 最大3台のCAS140CT器の操作
  • ハードウェアトリガ信号による分光器の同期
  • スペクトル全体の分析とグラフ表示
  • 短い測定時間の積分放射値の補正
  • 結果の保存

MultiTrack

Multitrackソフトウェアは、イベント持続中のスペクトルの急変を示す燃焼過程や爆発過程など、動的プロセスの取り込みに役立ちます。 すべてのデータをシステムメモリに直接書き込むことで、取得時間を10~20 msに短縮します。 取得回数は使用するシステムメモリによってのみ制限されます。 取得完了後、取得したスペクトルは詳細な分析のためにグラフで表示できます。

Multitrackソフトウェアは以下の項目に対応しています。

  • CAS140CT分光器の操作
  • TTLまたはハンドシェイク/クエリ信号による測定トリガ
  • 取得したスペクトルをシステムメモリに直接記録
  • 取得後、取得したスペクトルと結果のグラフ表示
  • 取得したスペクトルを表形式で保存